エッセンシャル・マネジメント・スクール2027年冬期・第1期
自分の人生と真摯に向き合い、よりよく生ききりたいと願う人のための、全6回。
定員30名・先着順。申込締切 2027年1月14日(木)
最近、決められなかったことはありますか。
同じ場にいて、同じ話を聞いて、
それでも結論が分かれる。
このとき二人は、同じものを見ていない。
決められない。話が噛み合わない。頑張っているのに、うまくいかない。家庭でも仕事でも、不条理に見えることには構造があります。構造が見えれば、不条理は条理になり、自分の手で動かせるものになる。結論が割れる理由を「見ているものの違い」として読み解き、決めきれずにいたことを、自分が望むことを言葉にして決める。それぞれのライフ(人生・生活・仕事)を、望む方向へ進めるための6回です。
判断は、能力の問題として語られがちです。決断力がある、ない。しかし実際に判断を難しくしているのは能力ではなく、何を見ているかの違いです。家族との話し合いでも、進路や転職のような自分ひとりの選択でも、仕事の会議でも、起きていることは同じです。
関心が違えば、立ち現れるものが違う。何を良いとするかも、関心によって決まる。どの方法が有効かは、目的と状況が決める。この三つが、本質行動学が判断について言えることの中核です。セルフマネジメントから、家族やチームとの場面まで、同じ原理で扱えます。
原理を知ることが目的ではありません。原理を使えるようになると、これまで対立に見えていたものが認識の差として見えるようになり、決めきれなかったことが決められるようになる。そのとき初めて、自分が望む人生と成果に、時間と力を向けられます。
講師の言葉から
砂漠で遭難し、喉が渇いて死にそうな人にとって、目の前にある「100万円の札束」と「コップ一杯の水」、どちらに価値があるだろうか。答えは明白だ。札束はただの紙切れとなり、水はダイヤモンド以上の価値を持つ。しかし、街中で買い物をしたい人にとっては、水よりも札束に価値がある。
つまり、関心が変われば、価値は劇的に変化する。価値とは、主体の関心に応じて、対象との相関関係において立ち現れる現象である。
「なぜ仕事や家庭の人間関係で同じ失敗を繰り返してしまうのか」「なぜ頑張っているのにうまくいかないのか」といった不条理を乗り越え、本質に沿って望ましいライフを実現するためのコースです。不条理であるうちはマネジメントすることはできませんが、その構造や本質(条理)を理解する理論があることで、不条理ではなくなり望ましいライフを実現していくことが可能になるのです。
判断に迷ったとき、何を先に見るか。それを一緒に確かめる6回にしたいと思っています。木曜の夜に、お会いできるのを楽しみにしています。
西條 剛央
この学びが、自分に必要か
暮らしと仕事の12の場面から、当てはまるものを選ぶだけ。選んだ数と組み合わせで見立てが変わり、講座のどの回が役に立つかが分かります。
0/12当てはまるものを選ぶと、下に見立てが出ます。
自分の人生と真摯に向き合い、よりよく生ききりたいと願う方。転職、家族、介護、進路、暮らし方に向き合っている方も、仕事で判断を担う方も。参加の可否を学歴や経歴で判断することはありません。本質行動学の理念に共感し、肯定ファーストの姿勢で臨めるかどうか、それだけです。
私たちが求めているのは、生徒というより、一緒に学び探求していく仲間です。隔週の夜2時間という設計は、家庭と仕事のバランスを保ちながら、無理なく続けられるようにするためのものです。基礎原理実践コースの延長線にあるコースで、修了生には原理を「自分の判断」に使う次の一歩として。初めての方も歓迎します。
判断を支える三つの原理
第1回から第3回で、この三つを「判断の理論」として扱います。
X = X(i)
関心(i)が違えば、立ち現れるもの(X)が違う。同じ場にいて結論が分かれる理由は、家庭でも職場でも、ここにあります。
V = V(i)
何を良い(V)とするかは、関心(i)によって決まる。「価値とはどこかにモノのように転がっているものではなく、各人の欲望や関心に応じて立ち現れるもの」(西條、2010)。良かれと思ったことが喜ばれない理由を、ここから読み解きます。
M = M(s,p)
どの方法(M)が有効かは、状況(s)と目的(p)が決める。よそで正しいやり方が、自分のところで機能しない理由です。
本質行動学は、本質を把握し、望ましい状態を実現していく学問です。原理は、使えるようになってはじめて原理として立ち現れます。だから各回の表題は「困りごと」に、原理の名称は副題に置きました。台所でも、会議室でも、同じ原理が働いています。
全6回の構成
2027年1月21日(木)開講。隔週木曜 19:30–21:30(+放課後30分)。各回、自分の暮らしや仕事の場面を素材に、対話会で他の受講者の見え方に触れます。
人間の原理X = X(i)
親の介護の方針で、きょうだいと結論が分かれる。会議で同じ数字を見て、意見が割れる。
価値の原理V = V(i)
良かれと思って選んだ贈りものが、喜ばれない。丁寧につくった提案が、通らない。
方法の原理M = M(s,p)
評判の健康法や勉強法が、自分には続かない。他社で成功した施策が、自分の現場で機能しない。
信念対立の超え方
夫婦の話し合いが、話すほど平行線になる。部署間の調整が、正しさの主張合戦になる。
本質観取
「ちゃんとしてほしい」の「ちゃんと」が、家族で違う。「お客様第一」の意味が、人によって違う。
判断の基準を言葉にする
転職か、残るか。2年決められずにいる。決めたあとも「これでよかったのか」が残る。
第1回から第3回で、人間・価値・方法の三原理を判断の理論として扱います。第4回と第5回では、それを他者との場面に適用します。判断が食い違ったとき、言葉が噛み合わないとき、何が起きているのか。第6回で自分自身に戻り、自分が何を基準に決めてきたのかを言葉にします。
※第6回のみ第5回の翌週です。全6回とも祝日・連休には接していません。
各回の流れ
19:30
場の前提を共有し、その回の問いを確かめます。
講義
受講者の困りごとから入り、判断の枠組みとして原理を扱います。
ワーク
自分の事例に、受け取った枠組みをかけてみます。
– 21:30
同じ事例に、仲間は何を見たか。異なるものが立ち現れることを、その場で経験します。
21:30 – 22:00
質問や個別の相談に充てる30分。参加は自由です。
2時間はクレド、講義、ワーク、対話会で構成します。講義で受け取った枠組みをその場でワークにかけ、対話会で仲間の見え方に触れる。持ち込むのは、いま自分が現に困っていること。教科書の事例ではなく、それぞれの人生の場面が素材になります。
講師
一般社団法人 Essential Management School 代表 / 本質行動学(構造構成主義)提唱者
早稲田大学大学院で博士号(人間科学)を取得後、同大学院(MBA)客員准教授などを歴任。現象学・科学論を人間科学の原理として統合した「構造構成主義」を提唱(『構造構成主義とは何か』北大路書房、2005)。医療・看護・教育・経営など多領域で、立場や関心の違いから生まれる「信念対立」を超える理路として応用されてきた。
東日本大震災では「ふんばろう東日本支援プロジェクト」代表として、前例の効かない状況下で3,000名のボランティアを組織し、3,000か所以上の避難所・個人避難宅へ15万5,000品目の物資支援を実現。この方法論が評価され、2014年にアルス・エレクトロニカ賞コミュニティ部門の最優秀賞(ゴールデン・ニカ)を日本人として初めて受賞、同年「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー」も受賞。
2017年にオンラインサロンとしてEssential Management Schoolを開講、2019年にスクールとして創設。経営者・研究者・実践者2,000名を超える修了生を送り出している。著書に『クライシスマネジメントの本質』『チームの力――構造構成主義に基づく“新”組織論』『人を助けるすんごい仕組み』など20冊以上。査読付き学術論文多数。
2,000名超
EMS修了生(2019年創設以来)
2014
アルス・エレクトロニカ ゴールデン・ニカ受賞
3,000名
前例のない状況で組織したボランティア
司会・進行:中井 信之(全6回)
受講生の声
“
親の介護をめぐって、きょうだいと話すたびにこじれていました。相手が何を大事にしてそう言っているのかが見えてから、争いが相談に変わりました。
会社員(50代)
“
転職するかどうかを2年迷っていました。決められなかったのではなく、自分が何を望んでいるかが言葉になっていなかっただけでした。書けた瞬間に、決まりました。
会社員(30代)
“
自分が何を基準に決めていたのかを言葉にできたことが、一番の収穫でした。迷いが消えたのではなく、迷いの正体がわかったという感覚です。
NPO法人・理事(40代)
開催概要
| 名称 | 本質行動学 × 望む人生と成果を実現する判断力 |
|---|---|
| 主題 | 自分が望む人生と成果を実現するための判断力を養う |
| 講師 | 西條 剛央 |
| 司会 | 中井 信之(全6回) |
| 会期 | 2027年1月21日(木)〜 3月25日(木) 隔週木曜・全6回 1/21・2/4・2/18・3/4・3/18・3/25 |
| 時間 | 19:30 – 21:30(+放課後30分、任意参加) |
| 形式 | オンライン(Zoom)。各回ライブ開催。欠席回は録画視聴で振替できます。 |
| 定員 | 30名 |
| 修了要件 | 授業への参加(8割以上)、リフレクションの提出(8割以上)。欠席回は録画視聴と放課後枠での報告で振替できます。 |
| 主催 | 一般社団法人 Essential Management School |
受講形態に応じて3つのプランがあります。特別価格は「EMSオンラインゼミ会員」または「EMSフェロー会員」の方が対象です(予定者を含む)。初めてEMSのコースに参加される方も、EMSオンラインゼミに入会されると特別価格で受講できます。
Plan A / 一般価格
187,550円(税込)
税抜 170,500円
どなたでもご参加いただけます。
①全6回の授業(ライブ)と欠席回の録画視聴 ②放課後30分の個別相談(各回・任意) ③授業で使用する資料の共有 ④Zoom使用料 ⑤出欠および修了要件の審査 ⑥修了者への修了証書
※課題図書等の費用は含まれておりません。
会員制度について詳しくは EMSオンラインゼミ / EMSフェロー会員 のページをご覧ください。
※本コースは独立したコースとして募集します。同時期開講の「ドラッカー実装エグゼクティブコース」(隔週水曜)とは、日程・申込ともに独立しています。
※キャンセル:開講日の7日前(2027年1月14日)までにご連絡いただいた場合は、振込手数料を除き全額を返金します。それ以降のキャンセルは返金いたしかねますが、欠席回はアーカイブ動画でご受講いただけます。
※領収書:ご入金確認後、メールにてPDFで発行します。法人名・部署名宛や適格請求書(インボイス)の発行にも対応します。請求書が必要な場合は申込時にお申し出ください。
※お支払い:銀行振込による一括払いが原則です。分割をご希望の場合は事務局にご相談ください(2回まで)。
お申し込みの流れ
申込フォームから、お名前・ご連絡先・参加動機をお送りください。定員30名に達し次第、締め切ります。
事務局からメールで、選択いただいたプランの参加費とお振込先をご案内します。ご入金をもって受講確定となります。
開講の数日前に、Zoom URLと事前のご案内をお送りします。1月21日(木)19:30にお会いしましょう。
無料オンライン体験会(オープンキャンパス)も予定しています。日程が決まり次第、このページでご案内します。
よくある質問
エッセンシャル・マネジメント・スクール
決めきれなかったことが、決められるようになる。それぞれのライフ(人生・生活・仕事)を、望む方向へ。生徒としてではなく、一緒に学ぶ仲間として。2027年1月21日(木)19:30から、隔週で6回。定員30名。